はじめに
カスタムプリンターライブラリアイテムを作成する前に、次の2つが必要です。
そのプリンターに関連付けられているドライバーインストーラーパッケージおよび
パッケージによってインストールされる PPD へのファイルパス。通常、正しいPPDは、ファイル名に含まれるモデル名で識別できます。
これら 2 つの情報を収集したら、次の情報を収集する必要があります。
プリンターの表示名 (例: Marketing Printer)
プリンターの CUPS 名 (marketing_printer など)
場所の説明 (例: 2階)
プリンターの URI (lpd://192.168.0.43/queue_name や ipp://hostname.local/queue_name など)
カスタムプリンターライブラリアイテムの作成
カスタムプリンターアイテムを追加します。
左側のナビゲーションバーで[ライブラリ]をクリックします 。
右上隅にある「新規追加」をクリックします 。
[新規追加]ウィンドウから[カスタムプリンター]をクリックします 。
「追加と設定」をクリックします。
カスタムプリンターアイテムを設定します。
カスタムプリンターに名前を付け、オプションでカスタムアイコンをアップロードします。
カスタムプリンターを Blueprintに割り当てます。
「インストール」ポップアップメニューからオプションを選択します:
デバイスごとに 1 回プリンターをインストールする: このインストールオプションでは、プリンターと関連するドライバーがデバイスごとに 1 回インストールされます。デバイスのアイテムステータスをフラッシュすると、再インストールがトリガーされます。
プリンターをインストールし、継続的に強制する: このインストールオプションでは、プリンターと関連するドライバーがインストールされ、チェックインのたびにプリンターの構成が存在するかどうかを確認することで、インストールが継続的に強制されます。
Self Serviceからオンデマンドでインストール :このインストールオプションは、ユーザーがSelf Serviceを通じてインストールをトリガーした場合にのみプリンターをインストールします。
オプションで、 Self Service オプションを設定します。 Self Serviceの詳細についてはこちらを確認してください。
[表示名] フィールドに、プリンター設定内でユーザーに表示される表示名を入力します。
[プリンタ名]フィールドに、CUPSプリンタ名を入力します。特殊文字を削除し、スペースをアンダースコア文字に置き換える必要があります。CUPS キュー名にダッシュは使用できません。
[ロケーション] フィールドに、ロケーションを入力します。これは、ユーザーのプリンター設定のロケーションフィールドに表示されます。
[デバイス URI] フィールドに、デバイスの URI を入力します。これは通常、プリントプロトコル(ipp://、lpd://、または dnssd://)の後にプリンタのホスト名またはIPアドレスが続きます。プリントジョブをプリントサーバーに送信する場合は、通常、ホスト名にキュー名が追加されます (lpd://print-server.local/queue_name など)。
PPD パスを選択するか、Apple 提供の汎用ドライバーを使用するか、 AirPrintを使用するか、カスタム PPD をアップロードします。
カスタム PPD をアップロードする場合、PPD ファイル名はプリンター名と一致する必要があります。
プリンタがすでに設定されているMacのPPDファイルは、/etc/cups/ppdフォルダから取得できます。
必要に応じて、プリンタードライバーの PKG ファイルを提供することを選択します。この PKG は、プリンターのインストールの一部としてインストールされます。インストーラーファイルは PKG である必要があります。
[提供されたソフトウェアパッケージのインストール ] オプションを選択した場合は、PKG をアップロードします。
「保存」をクリックします。
Kandji Agentがカスタムプリンターをインストールした後、macOSがプリンター構成ファイルの更新をするまで数分かかる場合があります。